ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

Distagon28画像

Distagon 28mm f2.8 MMJ #1

人を入れないから殺風景だし、景色も特に見どころがないという……。
ごまかしに高笑い。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


Distagon 28mm f2.8 MMJ 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はスタンダードから微調整のみ

この二枚はやや調整幅大。
2453


絞りf5.6
2460


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Distagon 28mm f2 AEG #1

さて、大まじめにDistagon 28mm f2。

このレンズの概要としては、CONTAX RTSシステムのスタートラインナップのひとつであり、販売が振るわなかったためにひっそりと生産終了、中古でも流通量は少なめ。所有者が少ないので評判がさして表に出ることもないが、割と褒めている人は多いといったところでしょうか。

ところが、海外では少し国内と様相が違っていて、英語の情報を見ると必ず“Hollywood”という通称が付いてきます。これが意味するものは自分程度の検索能力ではよく分からないのですが、可能性としてはシネレンズのような表現力があると称えられたのか、または同スペックのArriflex PLレンズにちなんで付けられたか、はたまたコシナ Sonnar T*2/85 ZMのようにシネレンズからの技術の注入(フローティング?)を暗に示したのか。

もっともよく分からないのは、Distagon 28mm f2はErhard Glatzelの設計だという説がある一方で、旭光学との共同設計とも言われ、サンダー平山氏の著作には旭光学の技術者が基本設計をZEISSに売ったことをこぼしたという記述もあることです。ありとあらゆる歴史的ソースを引っ張ってくるMarco氏のページでは、Erhard Glatzelのプロジェクトのひとつであり、Contarex時代の焦点距離の穴を埋めるべく開発されたという道筋が記されています。

ZEISS  DISTAGON  28mm f/2 :  
ALLE  ORIGINI  DI  UN'ALTRO  CAPOLAVORO  DI  ERHARD  GLATZEL
http://www.marcocavina.com/articoli_fotografici/Glatzel-2-28/00_pag.htm


そんなわけで、不明瞭な噂話に自分なりの真実を見出すべく、いつも以上にへなへなスナップを節操なく撮り歩き。そこから見えてくるのは28mm f2というスペックを持て余している己の姿でしたとさ……。はうう。

Distagon 28mm f2 AEG 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はスタンダードから微調整


高コントラスト+AEGの忠実系+原色の純度がこのレンズの基本形っぽい。
2042


2041


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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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