ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

「写真工業 Vol.49 徹底比較!! 日独ツァイスレンズ, 18mm・85mm」の感想文

今の時代、「写真工業」という月刊誌を知っている方は年配のベテランだけになってしまうのでしょうか。廃刊となった年代を見る限りは2008年とずいぶん最近のことですが、内容的にはマイナーもナイナー、カメラやレンズ、フィルムの技術解析やマニアックな機材記事など、非常に堅苦しく淡泊で定価も高いという、いちアマチュアにとってはなんでこれが本屋に置かれ続けるのかいささか謎でした。しかし、まるきり時代の空気とは無縁な特集記事(例えばレンズ設計や暗室ノウハウや大判カメラなどの解説)は個人的に面白く、実は資料として何冊か手元に残っている本でもあります。

そんな写真誌に、こんな重要な記事があったんですね。


写真工業 Vol.49 No.5 1991 5 
「徹底比較!! 日独ツァイスレンズ, 18mm・85mm」



正直、Planar 85mm f1.4はしっかりテストしたのでこういうものに興味はなかったのですが、Distagon 18mmはひじょ~~に気になりました。あのAEGのねばねば諧調がMMJとどう違うのか、専門家はどう見たのか?


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またまたカメラ本紹介

Amazonマーケットプレイスの良いところは人気のない中古本はとことん安くなることで、これが定価だったらいちいちお勧めしません。でも、送料合わせて数百円だったらまあ失敗してもいいか、とか思いません? (自分は最近、カメラスタイルを買って失敗しました(笑)。本当にこのシリーズは中身がない…。)

なわけで、一時期ありとあらゆる本を読み漁った自分が所有している、または印象に残った本などをご紹介。


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「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」をヨイショしまくる

再三に渡って紹介しているNo.1 ZEISS本。

「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」 約124ページ総カラー
平成11年11月20日発行 株式会社ワールドフォトプレス 定価 1524円+税
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「アサヒカメラニューフェース診断室 コンタックスの軌跡」の感想文

AMAZONリンクがふと気付いたら、こんなに安くなっていたので買ってみました。
1円+送料257円なり。ちゃりんちゃりん!

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内容はアサヒカメラに掲載されていた新製品の学術的な評価記事です。昔はこういうものはまったく興味なくて、一応目は通すが言っていることはよく分からない、実際にレンズの写りはいいんだし解像力だなんだ言われても……という調子でしたが、現在は世が移り変わってデジタル時代。0/1世界による写真のデータ化により、一般人はレンズの実態を定量的に調べる手段を得たのです。
そうなると、だんだんレンズの特性というものも明確に見えてきて、最近はなんとなく光学設計についても知識欲が出てきたというのが現在の自分です。

というわけで、何年振りでしょうか改めて読み返してみました「アサヒカメラニューフェース診断室 コンタックスの軌跡」。



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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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