ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

他社レンズ

他社レンズのお勧め度 CONTAXとの比較も

CONTAXの描写性能を確認するための比較撮影で得た、他社レンズの評価をまとめておきます。
繰り返しますが、レンズ評価というのは何を重視するかで変わってきますし、特に古いレンズは描写性能の低さを個々人が好き勝手に解釈する世界でもありますので、正解を提示する記事内容ではないことにご留意ください。

レンズは適宜、追加していきます。☆5つで最高。


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Planar 50mm f1.4再考 #12 コントラスト重視と解像力重視のレンズ

そんな大層な内容ではありませんが、設計によってここまで写りが違うのかとビックリした例です。
レンズ名はCANON FL 50mm F3.5 MACRO、まずはCONTAX Planar 50mm f1.4 AEJとの違いをご覧あれ。


最初のカットがFL 50mm F3.5 MACRO、後のカットがPlanar 50mm f1.4 AEJ(f3.5)ですべて共通。

注記なければ絞りf3.5 AE撮影でその他は設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)、明るさ調整


今回、両者の明るさを揃えたのは全体の写りの差がテーマではないからです。
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周辺光量は絞り込んでいるPlanar 50mmの方が有利。
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使用前使用後 RE.Auto-Topcor 58mm f1.4(東京光学)

お遊びで、海外サイトにありがちなくどい現像とノーマル仕上げの対比。
本来はこの一歩手前でバランスを取って品の良さを加える必要がありますが、そこまで手を掛ける内容でもないのでモニターによっては許容範囲越えに見えるかもしれません。うちのモニターがノングレアの地味系というのもやや心配。

使用レンズはRE.Auto-Topcor 58mm f1.4(東京光学)で、元の写りは一枚目に表れています。ここでWEBライターさんならわざとぺったんこな忠実設定なんかを見せておいて、ほら、こんなに変わったでしょ!というトリックを使いますが当Blogはマニアさん向けなのでそういう小細工は致しません。キリッ!


注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard→強めの仕上げ、一部ゴリゴリ現像

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Planar 50mm f1.4再考 #11 RE.Auto-Topcor 58mm f1.4(東京光学)

比較撮影ではなく実際にちゃんと使ってみると、かなり驚きのレンズでした。まずはサンプル画像をご覧あれ。

RAW現像の前置きとしては、軟調かつ環境光によってかなり表情の変わるレンズなので無暗にコントラストを上げないよう気を付けながら、レンズの味が素直に出るように調整しています。

注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standardから微調整


コントラストは触らず、WB調整のみ。
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Planar 50mm f1.4再考 #10 RE.Auto-Topcor 58mm f1.4(東京光学)

前回に引き続き、東京光学のRE.Auto-Topcor 58mm f1.4の描写を明らかにするのが目的です。

このレンズはコシナが復刻版のネタ元にするくらい評価の高いレンズらしいのですが、個人的にはあまりその声を聞いたことがなくネット上にも具体的な言及はほとんど見つかりません。もしかしたら、撤退したトプコンの希少性も絡んでいるのかもしれませんが、とにかくいつもの比較をしてみましょう。

比較対象となる復刻版TOPCOR=NOKTON 58mm f1.4 SLIIの特徴は、マルチコーティングで発色がよくやや青みがあり、絞り開放は独特の軟調で目立つ色収差、絞れば高解像でPlanar 50mmと同等のコントラスト、歪曲はさほど目立たず逆光性能は高いといったところ。一言でまとめると使い易くリファインされた現代のオールドレンズで、この手の描写比較の基準にしてもいいくらいです。


注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)
※f4の画像は絞り羽の形状/状態差で露出がばらつくので絞り優先AE、さらにRAW現像で明るさを揃えています。


最初の画像がRE.Auto-Topcor 58mm f1.4(東京光学)、後の画像がNOKTON 58mm f1.4 SLIIですべて共通。

絞りf4
コーティング性能が低いからか光に敏感で、絞り込んでもNOKTONと諧調は揃いません。
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レンズ当てクイズ(修正版)

どれがどのレンズだ~~?

A:Planar 85mm f1.4 MMJ(絞りf2.8)
B:S-Planar 100mm f4 AEG(絞りf4)
C:SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG(絞りf2.8)

カメラ設定は絞り優先AE、WBは場面ごとに固定
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standarad、明るさのみ調整
同日にいっきに撮影


明るさ以外のパラメーターを固定したのでコンタックスを使い込んでいる方はABグループとCの違いをかなりの確率で認識できると思います。こういうのは好きなメーカーの贔屓と思われそうなので当初、ある程度の補正を加えた画像を比べましたが、そういう配慮も野暮なのかな?と考え直して撮ったそのまんまです。

わずかなヒントとしてはBは少なめ、AとCは同数です。
コンタックスとそれ以外を見分けられるか、いざ勝負!


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Planar 50mm f1.4再考 #9 RE.Auto-Topcor 58mm f1.4(東京光学)

Topcor 58mmはオリジナルも復刻版も、元々Planar 50mmとは画角が違うので比較の対象にはなりません。ではなぜNOKTON 58mmを比べたのかというと、それは現代に設計されたクラシックレンズという趣に興味があったのと、このレンズが幅広いユーザー層から支持を得ているからです。結果はまさに評判どおりの実感となり、ではそのオリジナルはどんなもんかいな?ということで今回の番外編となります。


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Planar 50mm f1.4再考 #8 COSINA VoightLander NOKTON

今回はやや脇道。

例のコシナのレンズをちょっとだけ使ってみた感想は、まさに現代に設計されたクラシックレンズでネガがほとんどない優等生でした。唯一目に付く色収差に関しては、古いレンズを知り尽くす達人の趣向なのか、コストと性能のバランスを取った結果なのかはよく分かりません。もっと根本的な話として、ただ単に2003年という時代性を反映したフィルム用だったというオチかも知れません。

このレンズは元が「復刻」というのがひとつの売りで、よくレンズ紹介の枕詞に使われていたりしますが、使えばすぐに分かる発色の違いなどから似て非なるものというのが一般的な見解だと思います。じゃあ、実際にどれくらい違うのか?どの程度まで似せているのか?というのは気になるところですので、取り寄せてみました以下の本。


クラシックカメラ選書-22
レンズテスト[第一集] 中川治平・深堀和良



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Planar 50mm f1.4再考 #6 COSINA VoightLander NOKTON

※また画像だらけです。モバイルの方は覚悟してご覧ください。


空は晴天ですが太陽にほとんど見えないほどの雲がかかっていた日もあり、今回の信頼度は85%~95%とカットによってややばらつきます。曇天の違いも見たいですが、差し込む光の変化量が多すぎるので労力的にちょっと無理。

注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)
※f4の画像は絞り羽の形状/状態差で露出がばらつくので絞り優先AE、さらにRAW現像で明るさを揃えています。


最初の画像がNOKTON 58mm f1.4 SLII、後の画像がPlanar 50mm f1.4 AEJですべて共通。

絞りf4
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Planar 50mm f1.4再考 #5 COSINA VoightLander NOKTON

このレンズはすごく分かり易い良さがありました。さすが人気レンズといったところ。


注記なければ絞り開放f1.4 Planar 50mm f1.4の写真は一枚もありません。
Photoshop Camera RAWの現像設定はスタンダードでほぼ無調整、その他

映画の一場面をイメージして現像。
物凄いフレアー…ってわけではなく、これは前ボケ被りです。
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絞りf4
彩度、コントラストの補正なしで、冬の浅い夕暮れ。
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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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最新コメント

*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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