ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

Planar 85mm f1.4

桜とかなんとか 山桜 一葉(八重桜)

Apo-Makro-Planar 120mm f4 Planar 85mm f1.4 MMJ+α 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はばらばら


Apo-Makro-Planar 120mm f4
3371


Planar 85mm f1.4 MMJ
3375


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Planar 85mm f1.4 AEG #1


Planar 85mm f1.4 AEG 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はいろいろ

まずは真夏の写真でフィルム調のゴリゴリ現像。
2005


油断してベストピントにならず。
2007


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Pink flowers - 染井吉野 河津桜 -

Planar 85mm f1.4 MMJ+α 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はばらばら

1585


1663


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Planar 85mm f1.4についてのまとめ

Planar 85mm f1.4は簡潔に言い表すと、誰が撮っても華やかな色彩感を楽しめるレンズで、実際に当Blogのサンプルのほとんどはカメラ側で5200K固定を基本にCamera RAW(Lightroom)で特別な操作はいっさい必要なく色被りの微調整をするだけで勝手にあの調子が出てきます。つまり、ベストセラーレンズだったPlanar 85mm f1.4は真の意味で描写を愛されたレンズではないでしょうか。その他の難しい面はさておき(汗)。


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Planar 85mm f1.4 AEG ギザギザ絞り検証~Bokehの話

Planar 85mm f1.4 AEGを理解するための検証記事はこれで最後。

CONTAXのAEタイプを手に取ると、その絞り形状に驚きます。クラシックレンズやロシアレンズならともかく、あのCARL ZEISSがなんで?と。その理由については明確なアナウンスを聞いたことがないのでさておいて、この形状がどれほど実写に影響を与えるのかというのが今回のテーマです。

実際のところ、このギザギザは標準以下の小口径レンズならほぼ問題なしで、その理由はf2.8クラスのレンズでは解放かできるだけ絞り込むかの両極端になるのと、焦点距離や撮影距離によるボケ難さが絵柄の中に占めるアウトフォーカスの存在感を著しく下げるからです。逆に考えると、この絞り形状はそれらが関与しない特定状況でのみ問題になるとも言えます。
具体的には丸ボケの大きい望遠レンズ、または近接の背景に反射や逆光抜けが点在する場合など。


では、実写を確認する前にちょいと実験。
正確なシミュレートではありませんが、Planar 85mmのボケをPhotoshopに写し取って、ガウスぼかしを掛けてみました。

実物からトレースした絞りf2.8の形状。
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高輝度を想定した白地に段階的なガウスぼかし。
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柔らかい背景を想定して暗めのグレー地。
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これは正確なシミュレートではないと書きましたが、実写の印象もほぼこんな感じで、穏やかな光ではほぼ右のパターン、そこから段々と光が強くなると左端へ近づいていって、場面によってはくっきりと輪郭が見えるぎざぎざボケになります。
ここで重要なのは、真ん中でもほぼ角型絞りと言えるのではないかということと、右に至ってはこれを実際の絵柄に占めるボケとして頭の中で想像してみるに、まったくの無問題と言えることです。


というわけで、参考程度の実験をしたところで、実写解説に進んでみましょう。中望遠だといくら大口径でも先に解説した特定状況にはなりにくいので、同じ距離感で同じ絵ばっかりというのはご了承。ボケばかりでなく、解放と二段絞りの描写比較にもなると思います。


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マクベスチャートでAE、MM、HFT

とうとうマクベスチャートなんてもんを買いやがったか!
これでお前さんもただのあほからド変態へ格上げだな!

…ってわけでもなく、ちょいと頼まれ撮影で必要だったために入手しただけです。
でマクベスチャートには経年劣化があるので、当然、使用期限があります。


なので………


どうせ放っておいてもゴミになるんだから使わなきゃ損損!
ド変態どころかあほド変態CONTAXまにあの称号、ぜんぶ頂いたるわ!!

と、開き直った割にはきちんと胸を張れるだけのライティングの設備がありません。いじいじ。
なので、同条件でマクベスチャートを撮りましたが8割程度の信頼性で見といてくださいね。つまり、嘘ではないが、全世界的に基準を示せるほどでもなく。


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Planar 85mm f1.4 AEGの逆光耐性まとめ 実は意外な使いみちあり?

まず、Planar 85mmの逆光耐性について分かり易い比較はこれ。
太陽は画面左上方向、鏡胴内の対角に位置する部位で内面反射が起こっています。

Planar 85mm f1.4 AEG フードなし
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Planar 85mm f1.4 AEG フードあり
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Planar 85mm f1.4 MMJ フードあり
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AEGは右下のフレアがフードを着けても目立ってしまっていますが、厳密にはMMJも怪しい描写なので元々Planar 85mmには逆光時に指向性のあるフレアを発生させる構造的弱点があると言えます。コーティングについては日に透けた高輝度部分がしっかりしているので、現代並みの性能があり描写を落とす要因ではなさそうです。

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Planar 85mm f1.4 AEG MMJ 比較撮影 その2(フードあり)

プラナー85mm f1.4のAE、MM比較で純正67-86リング+86mmフードあり

よし、快晴だ!と勇んで出て行ったら太陽の周りだけ薄い雲がかかっていたというありがちな話。(なぜ快晴がいいのかというのはこの説明文)。なので、ものすごく素早くレンズ交換しながらひとつしかないフードをいちいちあてがうという大忙しで、いくつか明確なピンずれやっちゃってますがご了承。


最初のカットがPlanar 85mm f1.4 AEG、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)

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Planar 85mm f1.4 AEG MMJ 比較撮影 その1(フードなし)

プラナー85mm f1.4のAE、MM比較ですが、内面反射の影響を見るためにフードなしです。


最初のカットがPlanar 85mm f1.4 AEG、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)


以下、AEGは内面反射のおかげで安定しない写りとなっています。色みについては定説どおりAEGが微妙に黄色く(ニュアンス的にはクリーム掛かる)、MMJは相対的にやや青くニュートラル傾向です。近接時にf2~f4は使っていないので、ぎざぎざボケはありません。
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ハレ切りありなしの比較画像に見えますが、両者ともに何もしていません。
太陽が画面端に位置する構図は鏡胴内部に斜めから入った光が反射するのでレンズにとっては一番厳しい状況。下のMMJも若干シャドーが浮いています。
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Planar 85mm f1.4の個体差について

Planar 85mm f1.4は50mm f1.4以上に性能のばらつきがあると言われますが、実際に描写で確認できた一例として掲載します。

比較画像を拡大すれば分かりますが、当Blogのテストで初めて解像力の差と言える結果が出ました。ひとつ興味深いのは、Aのピントが甘いのなら前後のボケも甘く(柔らかく)なるだろうと考えがちですが、実際にはBよりも微妙にボケが固いことです。このことから、ピントの良い個体はガラスの質云々よりも単純に“組み”が良いといえるのかもしれません。



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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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