ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

S-Planar 100mm f4 Bellows

魔道書とかなんとか

カメラはα7/α7II
S-Planar 100mm f4 Mutar I すべて絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定は海外向けでゴリゴリ


ドラゴン
02


降臨
01


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S-Planar 100mm f4 Bellowsについてのまとめ

CONTAXのマクロレンズは一通り試しましたが、Makro-Planar 60mm f2.8は発色とコントラストが常にフルパワーで使い辛く、黒マウントのS-Planar 60mm f2.8はややおっとりしていて好みに合いましたが接写では距離が近すぎて無理、Makro-Planar 100mm f2.8は描写が大人しすぎて物足りずと、結局最後に残ったのがS-Planar 100mm f4 Bellowsでした。

実際にレンズを入手した順番はこのとおりではありませんが、CONTAXのマクロレンズはベストの選択がないかなあ……と思っていたところに決定打となったのがこのレンズです。



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S-Planar 100mm f4 Bellows

S-Planar 100mm f4との出会いは衝撃でした。

( ・Д・) 「珍しいものが手に入ったぞ…」
 
( ´_ゝ`) 「まあCONTAXもだいぶ味わい尽くしたし、べつになんてことはないだろう…」

Σ( ̄▽ ̄ノ)ノ
「なんじゃこりゃ―――――!!」


カメラは旧機種のEOS 5D
S-Planar 100mm f4 Bellows 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はスタンダードから微調整、一部ゴリゴリ現像

CONTAXの中望遠マクロに共通するのは、とにかく木でも金属でもなめらかに写ること。
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ボケは非常にゆったりしていて満足できます。開放f4なんて関係ありません。
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S-Planar 100mm f4 Bellows は本当に高性能か?(修正版)

※初心者なりに数値性能が読めるようになってきたので、内容を書き直しました。


S-Planar 100mm f4 Bellowsはマクロ域なら後のMakro-Planarをも凌ぐ!なんて声がありますが本当なんでしょうか?

これをCarl Zeissが自社サイトで公表しているPDFで考察してみます。ただし、カメラ誌に掲載された昔のコメントによると、これらは量産試作品の実測値なので実際に大量生産されている現物と必ずしも同一ではないことに注意。

引用元:
http://www.zeiss.de/content/dam/Photography/new/pdf/de/downloadcenter/contax_yashica/s-planar_t_4_100_ger.pdf
http://www.zeiss.de/content/dam/Photography/new/pdf/de/downloadcenter/contax_yashica/makro-planar_t_28_100_ger.pdf
http://www.zeiss.de/content/dam/Photography/new/pdf/en/downloadcenter/datasheets_slr/makroplanart2100.pdf


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S-Planarとカミソリマクロ #4 意味のなかったチャート撮影

意味なかったので終了、ではなくて。

撮影にいけないのでPlanar 50mm比較のために作ったチャートを活用しようと、S-Planar100mm f4と60mm f2.8、MACRO 70mm F2.8 EX DGの解像比較を行ってみましたが、当たり前というか、ただ単に近距離で平面を撮るだけならどれも解像専門のマクロレンズですから差が出るわけもありません。等倍まで近づけばさすがに差が出たのかもしれませんが、とんでもない精密さが必要になるので行っていません。正直、その領域はマクロ専門の人でないとちょっと無理。

で、せっかく手間を掛けたので記録として残しておきます。


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S-Planarとカミソリマクロ #3 ボケ像比較

なかなか二本持って撮りにいけないので、S-Planar 100mm f4とSIGMAのMACRO 70mm F2.8 EX DGの室内ボケ比較です。両者のコントラスト再現が違うことは確認済みなので、比較対象であるPCパーツを濃度の中心としてその他のズレは無視します。

レンズのボケ描写を見る場合に、100mmと70mmでは焦点距離が違うのでどうやって比較するのかが問題です。同じ距離で撮影して70mmmをトリミングで合わせても、それは焦点距離による被写界深度の違いを確認しているに過ぎません。

実際に距離を固定して撮影してみると、100mmと70mmは同じ中望遠の括りなのにこんなに違います。当然、ボケ量も違うので比較になりません。
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妥協案として、70mmの距離を詰めて絵をできるだけ揃えてみたら、あら不思議。一応近い画角特性だからかパースの違いはともかく、ボケ量はピタリと揃いました。これでボケ像のチェックができそうです。


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S-Planarとカミソリマクロ #2 シグマの青み

前回、S-Planar100mmf4とSIGMAのMACRO 70mm F2.8 EX DGを軽く比較した際に、グレー(黒バック)の色みの違いが気になったので一定の基準となるストロボ光の写りを見てみました。このテストもがっちりセッティングを組んでというわけではないので、大まかな傾向が分かるだけですが、なんともはや結果ははっきりと出てしまいました。


※ストロボを暗闇の中で白バックに向けて発光、その反射光をぼかしたままグレーに写す。中央部をトリミングしてその中の一点を現像ソフトのスポイトで計測。

MACRO 70mm F2.8 EX DG:RGB(185,185,194)  S-Planar 100mm f4 AEG:RGB(187,185,190)
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Planar 50mm f1.4 MMJ:RGB(186,184,186) Planar 85mm f1.4 MMJ:RGB(185,184,188)
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Distagon 35mmf1.4 MMJ:RGB(187,184,187) Planar 1.4/50 HFT:RGB(185,184,187)
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MACRO 70mm F2.8 EX DGは日陰で冷調…とかではなく、5500k付近の光ですでに青く写ります。CONTAXは多少のばらつきあれど、撮影時に取り立てて意識するほどの偏りは見られません。ついでに混ぜたRollei Planarも古いHFTコーティングながら似たような範疇に留まっています。

ただひとつこのテストの注意点ですが、ストロボ光をグレーに写すために、どのレンズもほぼ最小絞りまで絞っています。開放から絞っていくとある時点で色みが変わるレンズもありますので、この数値がそのまま各レンズの写りであると決め付けるのは早計です。シグマも開放撮影の追試が必要かもしれません。

一応の結論としては、カミソリマクロ=MACRO 70mm F2.8 EX DGはWBを固定して撮影した時、あるいは他のレンズと混ぜた場合に青く写るのが目に付くかもしれないということです。ただし、複数の色みが入ったRAW画像をグレー矯正するときちんと色は揃うので、取り立てておかしなカラーバランスというわけではないようです。

同一メーカーのレンズはだいたい写りの傾向が揃っているはずなので、シグマはやや青いのがデフォなんでしょうか?


S-Planarとカミソリマクロ #1

故あって、しばらくSIGMAのMACRO 70mm F2.8 EX DG、通称カミソリマクロを使うことになりました。

最初に断っておきますが、これから数回に渡って行うのはS-Planar 100mmf4が素晴らしいという証明ではなくて、70年代のZEISSがどれだけ現代の最新レンズに肉薄できるのか?という趣旨のテストです。デジタル時代の優秀なレンズを基準とし比較することで、客観的にS-Planarの特徴が掴めるのではないかという期待を込めています。

S-Planarとカミソリマクロ #1~5
http://sstylery.blog.jp/archives/15863661.html(当記事)
http://sstylery.blog.jp/archives/15863535.html
http://sstylery.blog.jp/archives/16022885.html
http://sstylery.blog.jp/archives/25406315.html
http://sstylery.blog.jp/archives/34936908.html


というわけで、まだ全然撮影できていないMACRO 70mm F2.8 EX DGの雑感。
(ただし、現代のAFレンズをほとんど知らない人間のインプレなので注意)

・プラ鏡胴のはずなのにけっこう大柄で重い
(伸びてくるレンズブロックは金属でした)
・MFの感触は悪くないが送りと戻しでトルクが違う
・AFはもろにモーター音がするがそれほどやかましくはない
・プラフードだと思ったら金属フードだった
・フィルター枠の62mmはCONTAXにない大きさなのでちょい困った
・たまにAFレンズを使うとボディの操作でまごまごする(笑)

・言われるほど切れる描写?
・予想よりもボケが固くないかも?
・70mmは100mmよりもスナップに便利そう


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S-Planar 100mm f4 役立たずのCONTAX オートベローズPC

こんな場面を見ると普通の方はどう思うのでしょうか。

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「なんてけったいな道具だ!」
「さすが幻のレンズ、S-Planar 100mm f4はカッコイイ…」
「これじゃ、スイングとシフトしかできなくて意味ないじゃん」


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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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