ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

Planar 50mm f1.4

Planar 50mm f1.4についてのまとめ

Planar 50mm f1.4についての大事なことはほとんどこの一連の記事で書いてしまったので、それらを含めた大まとめになります。このレンズを好きか嫌いかといったら、CONTAXで他に選択肢がないのでまあなんとなく使っているとしか言えないのですが、画角が平凡な分だけとびきりの感動はないように思います。色は明らかに良いのでアベレージが高いといった感想ですが、このレンズでなければ!といった部分は他社レンズの方が思い浮かぶという……。

なんてネガティブ感のある前置きですが、CONTAXの他のレンズは画角のインパクトと合わせてより個性的なのでこの50mmはそれよりも存在感が落ちる、というのが自分の感想です。



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Planar 50mm f1.4 AEJ MMJ まぜこぜでBokeh

※時々、追加しています。

Planar 50mm f1.4 AEJ MMJ すべて絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はばらばら

402


403


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Planar 50mm f1.4 AEJ

カメラは旧機種のEOS 5D
Planar 50mm f1.4 AEJ 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はスタンダードから微調整、一部ゴリゴリ現像

260


古い50mm f1.4は様々な撮影条件によって変化するボケを楽しむことができます。
1557


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Planar 50mm f1.4 MMJ

カメラは旧機種のEOS 5D
Planar 50mm f1.4 MMJ 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はスタンダードから微調整、一部ゴリゴリ現像

絞りf2.8
MMJは性能が落ちた、設計が変わっただのいろいろ噂されていますが、実際に使ってみれば納得できるAEJの改良型。
340


透過光、反射光、サイド光、色被りが入り乱れ。色出しわからぬ。
336


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Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #10 まとめ

延々比較テストを行い、撮影者の実感も伴いましたので、ここで個人的な見解をまとめたいと思います。

過去記事

・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #1 外観
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #2 ピント問題その1
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #3 色と階調
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #4 ピント問題その2
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #5 黒刻印のボケ描写
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #6 個体差の森
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #7 AE=MM疑惑
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #8 ピント問題の追試
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #9 伝説に終止符を打つ

左:AEJ 右:MMJ
彩度の上がるトーンカーブでメリハリをつけているので、両者の差が明確になっている例。現像パラメーターは共通。
797



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Planar 50mm f1.4 AEJ MMJ 比較撮影 その2

CONTAX プラナー 50mm f1.4のAE/MM比較で、MMJにバルサムクモリのない完全版です。

前回の比較撮影
http://sstylery.blog.jp/archives/18385146.html


最初のカットがPlanar 50mm f1.4 AEJ、後のカットがPlanar 50mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)
※f4の画像は絞り羽の形状/状態差で露出がばらつくので絞り優先AE、さらにRAW現像で明るさを揃えています。

絞りf4
1684


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逆光ぎみになるとAEJは内面反射の影響により諧調の変化が起こり始めます。
1674


1675


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Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #9 伝説に終止符を打つ

Planar 50mm f1.4をS/Nばらばらで複数お借りすることができましたので、これにて決着としたいと思います。カメラは今どきのミラーレス2400万画素機、こちらの経験値も当初よりも増したということで自分の中ではこのテストに疑いの余地はありません。


まずは基準となるS/N:581 黒刻印。これは描写が非常に安定しているように感じますので、当時日本に出向していたCarl Zeissの技師がお手本として組んだものではないかと妄想していますが、根拠はいっさいありません
すべて同一現像、ミラーレスのピント抽出機能を過信せずに各々ピントブラケットした中からピーク位置、前後のボケ量がほぼ同一と思われるものを選び出しています。


個体A S/N:581 AEJ黒刻印
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Planar 50mm f1.4再考 #7 いったんのまとめ

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おや、もうこのテーマは終わりかい?と思われるでしょうが、2000年代と1960年代というPlanar 50mm f1.4の前後に設計されたレンズをあれだけ徹底的に比べれば、さすがにCONTAXユーザーとして麻痺した自分でも十分に理解できるというか。欲を言うなら個人的に発色の良いメーカーと認識しているCANONのEF50mm f1.4 USM、はたまた駄目押しの冗談でSIGMAのART 50mm f1.4 DG HSMと比べたかったのですが、そんなあほみたいな資金力はないっ!! ……いえ、ハンドルネームはあほCONTAXまにあですが、あほの部分はCONTAX限定なので。


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Planar 50mm f1.4再考 #6 COSINA VoightLander NOKTON

※また画像だらけです。モバイルの方は覚悟してご覧ください。


空は晴天ですが太陽にほとんど見えないほどの雲がかかっていた日もあり、今回の信頼度は85%~95%とカットによってややばらつきます。曇天の違いも見たいですが、差し込む光の変化量が多すぎるので労力的にちょっと無理。

注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)
※f4の画像は絞り羽の形状/状態差で露出がばらつくので絞り優先AE、さらにRAW現像で明るさを揃えています。


最初の画像がNOKTON 58mm f1.4 SLII、後の画像がPlanar 50mm f1.4 AEJですべて共通。

絞りf4
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CONTAX Planar 50mm f1.4のシリアルナンバー雑感

最初に前置きしますが、S/Nの分布はてきとうに中古市場を眺めた印象論ですので精密な調査をしたわけではありません。


CONTAX Planar 50mm f1.4
中古市場に出てくるシリアルナンバーから推測するアレコレ
※グレー文字は完全な捏造なので真に受けないようにっ!

S/N:58 
 |   ・製造開始は581で、584から先は見たことがなく59へ飛んでいる?
 |   ・582までが本当の希少種で、583は初期型の中でもやや発見率高い。
 |   ・黒刻印を見かけるのは581~582。
 |   「とりあえず最初のZEISSなんで584まで造ってミーティングじゃあ」
S/N:59
 |   ・594から先もなさそう。
 |   ・58よりも多少見かける率が高い。
 |   「もう一度、製造現場の見直しってことで59も途中で切るでぇ」
 | 
S/N:60
 |   ・製造数が一番多かったと思われる時期。
 |   ・60、61、62、64などは定番のS/N。
 |   ・67辺りでシルバーのバヨネットになるっぽい。
 |   「よっしゃあ、一気呵成じゃあ。造れ造れぃ。写真はレンズで決まる(キリッ)」
 |   「60後半は数減らしときぃ。爪のクレームに対応するとさぁ」
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           ↑AEJ

           ↓MMJ
-------------------------------------------------------------
S/N:68
 |   ・68辺りからMMタイプに変更と思われる。
 |   ・移行期なので構造はMMだがレンズはAEという個体あり
 |   「まだAEの玉があるからこれの消化じゃあ」
 |   「MM化で勢いつけるために68は多めに造っときぃ」
S/N:70
 |   ・よく見かけるのは74、79でそれ以外はかなり個体数が薄い気が。
 |   ・79の個体は発色性能がやや上がっていることを確認、実際は74から?もっと前?
 |   ・MMJ特有のクモリを生むバルサムの変更がどこかで行われた可能性が高い。
 |   「ちょっと最近、他社さんのAFカメラに押されてんねん」
 |   「マイナーチェンジ入るってよぉ。74までは数押さえときぃ」
S/N:80
 |   ・これ以降のS/NはCONTAXのラインナップが完成~衰退期で数が減る。
 |   ・新品同様の個体が入手できるのも80から。
 |   「いくら描写が良くてもピントが合わなくちゃってカアチャンが言うんよ」
S/N:90
 |   「N1出たからいつかこのレンズやめるんやろな」
 |   RoHS指令!! やばいやん、うちのCONTAX!!!」
 |   
S/N:150
 |   ・CONTAXの最終ナンバーでZFの開始ナンバー。
 |   ・S/Nの桁がひとつ増えるので逆に希少。
 |   「在庫払底の最終生産っちゅうわけで、最後は景気よく150かましたるでぇい!」
-------------------------------------------------------------
           生産終了


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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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