ZEISSレンズとかなんとか

*PC画面での閲覧推奨*

よもやま話

SONYのロゴ

(O ̄▽ ̄)O (O ̄▽ ̄O) O( ̄▽ ̄O) ☆ Ready!! ♪

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レンズにカビが生える原因

以前にもカビ関連の話はいろいろと書きましたが、もっとわかりやすい単純なチェックポイントを初心者の方に向けて訴えたいと思います。

防湿庫もドライボックスも持っていないそこのあなた!!
いま、室内に転がしてあるレンズは大丈夫!?


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メッセージ欄のお返事

Blog右側のサイドバーにレンズの比較依頼などを送信できるメッセージ欄を設けたので、そのお返事です。(※頂いたご要望は名前を伏せ、簡略化しています)

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オールドレンズの解像力 フルサイズ2400万画素は1ミリに何本の線を描写できる?

えー、ただいまFD50mm F1.4という優れた解像力を持つレンズをテーマにしているので、ここでいったん「解像力とはなにか?」という部分について整理しておきたいと思います。


まず、世間ではレンズやカメラのとても良い写りを称賛する際に、解像力、解像度、解像感、シャープネスなど、さまざまな言葉がごちゃまぜで使用されていますが、果たしてそれらの用法は正しいのでしょうか? 

コトバンク

【解像力】
写真レンズで結像された像や写真感光材料上に形成された画像の画質を表わす量の一つで,どの程度まで細部を正確に再現しているかを示す。普通は 1mm幅の中に等間隔に引かれた線を何本まで分離して見分けうるかの最小値で表わす。

【解像度】
ディスプレー、プリンター、スキャナーなどで扱う画像の精細さを表す尺度のこと。画像を構成するピクセルの数で表し、数が大きいほど精細。

【解像感】
写真や画像のきめの細かさを表す言葉。「解像感が良い」

【シャープネス】
《鋭さの意》画像処理の方法の一。デジタルカメラなどの画像において輪郭を強調したり、逆に弱めて柔らかな印象にしたりすること。

【鮮鋭度】
~写真像が粒状性を呈することから,写真では被写体の細部の再現には限度があることが理解され,これと関連して写真像が鮮明に仕上がっているか否かという評価がなされる。写真像の鮮明さは鮮鋭度で表される。

これらをきちんと調べてみると、えー……自分たちの言葉づかい、めちゃくちゃじゃないか……と呆気にとられてしまいました。


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真昼を暗闇に変える! K&F CONCEPT 【NEW】PRO ND1000+フィルターホルダー

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ND1000と聞くと、日中の人が消えるやつだ!とワクワクしませんか?

そうです、今回はシャッタースピードを10段遅くする減光フィルター、ND1000のご紹介です。この10段という数値のすごさはある程度、写真知識があれば想像できると思いますが、実際にその度合いはというと……晴天の基準値であるISO100 F8 1/250のシャッタースピードが、どかんと4秒まで落ち込むのです。こんなフィルターがおもしろくないわけがない!!

というわけで、いってみましょうNEW PRO ND1000+フィルターホルダーのレビューです!!


【諸注意】
今回もK&F CONCEPTさんからの機材提供なわけですが、いつもとやや事情が違うのは送っていただいたのが試作品ということです。したがって、パッケージなどが製品版でこのとおりなのかが不明なのと、メーカーサイトで判明した変更点を文字で補足しておきます。


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当Blogがいつも悩んでいた開放F値の違うレンズを比べるときに露出がそろわない問題

これをちょっとご覧ください。

二種類のレンズでフラットなライトパネルを撮影した結果で、まるっきり明るさが違うように見えますが、しかしこれ、光学的には同じF値で正しい露出なのです。

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もうすこし情報を足して、こう並べてみると、どうしてこうなったのか合点がいくはずです。

Planar 50mm F1.4(絞りF1.4)
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左: Planar 50mm F1.4(絞りF2)  右: SUMMICRON-R 50mm F2(絞りF2)
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要するに、開放F値の違うレンズの一方を絞り込んでF値を合わせているために、周辺減光の様子が違うわけです。しかし、それにしてもこの明るさの差は何なのでしょうか? ここで物知りの人はこう思うのかもしれません。

はは~ん、オールドレンズだから経年劣化で絞りの正確さも保たれていないだろうし、だいたいにしてレンズの実際の透過量(T値)なんて細かくばらついてるんだよね、と。

最初は自分もそう思っていましたが、実はこの解釈は不正解なんです。なぜなら、レンズのF値は画面中心部のみを指し示す数値だから。


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「標準レンズの帝王」はウソだけどホントの話 ~ 国産50mm F1.4のSUMMICRONとも呼ぶべき、もうひとつの王者

オールドレンズ界隈で、‟標準レンズの帝王”という言葉はあっちこっちでしつこいくらいに出てきます。しかし、これはメーカー自身がカタログに書いた言葉で、少なくとも自分の見聞きした範囲ではCONTAXの現役当時にこんな大それたことを言っていた人はひとりもいなかったですし、今だって写真趣味の集まりでは「このレンズは標準レンズの帝王と呼ばれていて……」なんて大真面目に語られてはいないと思います。つまり、この言葉はオールドレンズ解説の枕詞に便利だからネット時代に爆発的に広まっただけ。

【国内版のPlanar 50mm F1.4の解説】
カール・ツァイス交換レンズを代表する高性能レンズ。光学ガラスの進歩とカール・ツァイスの最新の設計理論から生まれた優れた描写力は標準レンズの帝王ともいうべき逸品です。
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【USA版のPlanar 50mm F1.4の解説】
A fast, high-performance standard lens incorporating the latest achievements in optical glass and correction of image errors. Valuable both for fast action and low light levels.
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(※てきとう意訳 光学ガラスと収差補正における最新の成果を取り入れた、高速で高性能な標準レンズです。 速い動体と微光量下の撮影で役立ちます)

このように、プレミア感を演出する国内版の解説と違って、USA版はごく簡潔に新しい50mm F1.4の特長をまとめているだけです。なぜ、このような温度差があるのか?というのは、当時の日本人のドイツレンズに対する強い憧れに加え、もしかしたら、YASHICA/CONTAX以前の高級カメラであるContarexが王(rex)という単語を用いていたことにあやかったのかもしれません。

と、こんな書き出しをすると、自分が日本人のブランド志向を皮肉っているかように思われるでしょうが、しかし、昔の自分もまた、思いっきりCarl ZeissやPlanarという言葉の響きにうっとりと夢を見ていたのです。


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東京光学 RE.Auto-Topcor 58mm F1.4のフード

RE.Auto-Topcor 58mm F1.4には、いったいどんなフードがベストなんじゃろう?( ̄ー ̄ ?

これがなかなか難しく、フィルター径62mmで58mm F1.4という、まず他で見かけないスペックだけで頭を抱えてしまいます。果たして、あのでかい前玉にぴたりと合うフードなんてあるのだろうか……。

もちろん、その答えは当時の純正フードでしょうけど、意外とレンズとセットで見かける率は低く、単品入手なんてとてもじゃないけど無理です(あったとしてもプレミア価格)。そんなわけで、この問題を抱えている皆さんの手助けになるために、いくつかのフードで検証を行ってみました。


LH620-01(シグマの旧カミソリマクロ用)  62-67ステップアップリング+汎用67mmメタルフード
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トプコン純正フード
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Planar 85mm F1.4 AEG/MMGの前玉にコバ塗りはされている?

ネットの個人Blogで、Planar 85mm F1.4 MMGの前玉にコバ塗りはあるよー!という記事を読んだので、ちょいと深堀りしてみます。

が……どうもその方、明らかにうちのBlogにもとづいて言及している感じなのに、名指しも引用もありません。そうなると、こちらも「いや~実はこういうつもりで書いたんですよ~」などの弁明もしづらく、たんなる自意識過剰の可能性もある! (*/∇\*)  キャ!

というわけで、この件については相手方に合わせてURLリンク、引用などはナシで淡々と言い訳を書き連ねていきましょう。


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【超詳細】可変NDフィルター研究 K&F CONCEPT バリアブルND+CPL(ND2~ND32) 82mm

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みなさん、こんにちは。 ( ・∀・)ノ
定期的にやってくるK&F CONCEPTさんと連携した製品レビュー、今回は可変式のNDフィルターです。可変NDフィルターというと、初心者の方は単体のNDフィルターの何枚分も兼ねているからお得だ!と思うかもしれませんが、それはちょっと待ったぁ!

可変NDはその仕組み上、均一な画質を得るのが難しい上に値段が高いです。そういった特長をよく理解しないままに効果の幅が大きいからといって、可変NDを選んではダメです。このへん、きちんと言及していない記事があるので困りものですが、一般的な風景写真なら暗い場面でスローシャッターのもうひと押しとなるND8かND16が一枚あれば十分です(※カメラの基準感度による)。それがなぜなのか?というのは、例えば、明るい場所で無理やり水を流してもコントラストが高すぎて綺麗に見えないなどの理由があるのですが、NDフィルター装着後もカメラ側で多少のシャッタースピード調整はできるので、NDの数値はそんなにガチガチに考える必要はありません。

……などと書いていると、これからレビューする製品をいきなり否定しているようにも見えますが(汗)、ようするに、可変NDフィルターは固定式のものとはまるで別物であるということが言いたいわけで、そのあたりを原理的な説明を交えながらしっかりとレビューしていきたいと思います。



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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

お問い合わせ: ahocontaxmania@gmail.com

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。作例よりも語り中心。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せている築地氏が書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。


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