ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

レンズ性能検証

CONTAX N Planar 85mm f1.4 #7 YASHICA/CONTAXとの比較 その4

今回は建物などの人工物を被写体にして、絞り開放から中~遠景の小絞りを見ていきます。


最初のカットがCONTAX N Planar 85mm f1.4、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り解放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近(日陰では多少調整あり)
Photoshop Camera RAWの現像設定はα7でEOSのスタンダードを模したプロファイル、明るさを同等に調整


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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #6 YASHICA/CONTAXとの比較 その3

N Planar 85mmのボケ描写について精査します。

マウントアダプターのケラレについては影響のない画像を載せていますので丸ボケの形状についてはレンズの素の描写のはずです。ただし、両レンズともに同位置から撮影なので実焦点距離の差がボケ量の差となっていることにご注意ください。細部の比較となるために、気になる画像はクリック後の横1000pxの画像を確認することをお勧めします。


最初のカットがCONTAX N Planar 85mm f1.4、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り解放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近(日陰では多少調整あり)
Photoshop Camera RAWの現像設定はα7でEOSのスタンダードを模したプロファイル、明るさを同等に調整


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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #4 YASHICA/CONTAXとの比較 その2

CONTAX N Planar 85mm f1.4とPlanar 85mm MMJの撮り比べ、その2で、両者の明るさを揃えたものになります。これにより、大まかな考えではフィルムを使った時の写りの差を示していることになり、N Planarの黄赤の強さは当時のカメラ雑誌で見た印象と合致します。


最初のカットがCONTAX N Planar 85mm f1.4、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り解放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近(日陰では多少調整あり)
Photoshop Camera RAWの現像設定はα7でEOSのスタンダードを模したプロファイル、明るさを同等に調整


絞りf2.8
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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #3 YASHICA/CONTAXとの比較 その1

CONTAX N Planar 85mm f1.4とPlanar 85mm MMJの撮り比べ その1なのですが………
やや面倒なことになりました。

前回の室内テストで両者はまるきり違うレンズということが判明しましたが、野外比較で設定を固定すると明るささえもまったく揃わずN Planarの特性を見極めるにはRAW現像の補正が必要なのです。となると、コーティングの改良による透過率の差か?と考えてしまいますが、両者をf2.8に絞り込むと明るさは綺麗に揃うので、その実体としてはN Planarの絞り開放のコントラストの高さが原因のようです。

とりあえず、実用に即した比較としては後処理で明るさを揃えたものを並べればいいだけですが、今回は希少なレンズということで先を急がず、まずは設定固定の素の写りを確認したいと思います。


最初のカットがCONTAX N Planar 85mm f1.4、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

すべて絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近(日陰では多少調整あり)
Photoshop Camera RAWの現像設定はα7でEOSのスタンダードを模したプロファイル


同じf1.4、マルチコーティングでここまで明るさの差が出るのは珍しいです。撮影範囲の違いは実焦点距離の違いが原因。
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3200


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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #2 ピントと色

N Planar 85mm f1.4で非常に気になるのが、デジタル時代を見据えたレンズ設計がメーカーによって言及されていたことです。特にYASHICA/CONTAXとは比較にならない鏡胴の肥大化や、がらりと変わったレンズ構成など、このレンズに寄せられる期待感は我々レンズマニアにとってかなり大きいと思われます。

しかし、そうは言っても、前回記事で判明したとおり前玉の口径は別段、旧型Planar 85mmと比較して大きいわけでもなく、デジタル一眼レフの一般化もまだ始まったばかりという時代背景に加えて、AF化というデメリットまでもが混在することにふと疑念が湧きます。冷静に考えてみても、現代の高画素時代の感覚で想像するデジタル対応と、当時の京セラが意図したそれとは、なんらかの隔たりがあってもおかしくありません。

そういった、ある意味イメージ先行のN Planar 85mm f1.4の描写性能を自分なりに明確にしてみようというのがこの連載記事の目的で、その最初が室内での計測的な撮影となります。


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Distagon 28mm f2.8 28mm f2 比較撮影

CONTAXのDistagon 28mmは小ぶりなf2.8と半ば伝説化しているf2と、どちらがいいんでしょう?という問いに結論を出すための記事です。

小さく安く定番のDistagon 28mm f2.8、途中絶版で希少品になりながらも名声を誇るDistagon 28mm f2、どちらもユーザー評価は高く、果たしてこの結末やいかに!


………と、勢い込んでいつもの厳密比較に行きたいところですが残念ながらやや前置きがあります。

まず、Distagon 28mm f2はAEGなのに今回のDistagon 28mm f2.8はMMJで、しかもS/Nが完全に後期型なので発色性能の改善があると思われる個体です。これまでの経験から言って、CONTAXはある時期から微光量下での発色が良くなっていたり、ニュートラル方向に色の偏りが調整されていたりと何かしらの改良があるので別銘柄のAE/MM比較はあんまり意味がありません。ただし、同一レンズのAE/MMで明暗コントラストに違いが出た例は記憶にないので(※逆光など内面反射の影響を除く)、Distagon 28mm f2 AEGについては発色についてのみハンデがあるという仮定でテストを続行することにします。

次に問題となったのは二者の写りの違いです。先にネタばらしになってつまらないのですが、別物だ別物だと言われ続けたDistagon 28mmは露出、ホワイトバランス固定で素の写りを比較すると、本当にまるきり違うのです。

Distagon 28mm f2.8 MMJ f2.8
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Distagon 28mm f2 AEG f2.8
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記事にはしていませんが、Distagon 35mmのf1.4 MMJとf2.8 AEJの比較でもこんなに差があったかなーと首を傾げるくらいで、明るさ/諧調/色味/周辺光量/とすべてが違います(※100%の再現性)。この内、周辺光量はf2から一段絞っている余裕と理解できますが、この露出差は何なんでしょう。思いつくのは電子接点のない実絞り撮影のAE誤差ですが、これはマニュアル撮影の決め打ちなので明らかに光学的な理由がありそうです。

撮像面で露出を測るα7の結果もこのとおりで、きちんとAEを使って画像の明るさを揃えると今回のテストどおりの数値が出ました。つまり、開放寄りではDistagon 28mm f2の方が1/3段ほど透過率が良いのでシャッタースピードが速くなり、絞り込むと1/3ほど透過率が悪くなるのでシャッタースピードが遅くなる。これは素直に照度分布の影響か、はたまたメカニカルな絞り羽の状態差なのか。

絞りf2.8 左: Distagon 28mm f2.8 右: Distagon 28mm f2
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絞りf8
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とりあえず、これでは明るさ以外の部分が見えなくなってしまうので、RAW現像時にほぼ同じ明るさになるようにすべてのカットを調節することにしました。


では、以上の前置きを頭に入れて頂いて、Distagon 28mm比較のはじまりはじまり~。
※画像だらけなのでモバイル環境の方は注意!



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でぃすたごん 28みり えふ2 いろいろひかく

(°言°)  (あづい゛……ので口数が減ります。)


まずHollywood…………

たしかにPLマウントで同スペックのレンズはあるけど………
なんで数売れていないレンズにそんな呼び名が付くのだろう………


描写…………

人によって感想がばらばら………

黄色っぽい、ものすごい色を出す、ハイライトが飛びがち、地味系………
どれが本当なのだ……


設計…………

グラツェル師匠の作だとか………
旭光学さんとの共同設計だとか、設計を売ったとか………

マルコ先生…………
もっと機械翻訳しやすいイタリア語をお願いします………



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Planar 1.4/50 HFT Rollei-HFT 比較撮影(やり直し)

意外と興味ある人が多いんじゃなかろうかという新旧HFT比較のやりなおし。

なんとか快晴が得られたので、前回あやふやだった両者の差異がよく分かりました。といっても、複数の個体をテストしたわけではないので、あくまで自分の見たものに限っては…という遠慮が入りますが。比較撮影を始めてすぐに気づいたのはRollei-HFTの諧調が少し明るく写ることで、そのため念入りに繰り返し撮影をしたのですが、すべてのカットで再現性がありました。この違い、よぉ~く観察してみてください。Rollei-HFTの青みはもう確定ですね。


最初のカットがPlanar 1.4/50 HFT、後のカットがPlanar 1.4/50 Rollei-HFTですべて共通。

すべて絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)

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Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #10 まとめ

延々比較テストを行い、撮影者の実感も伴いましたので、ここで個人的な見解をまとめたいと思います。

過去記事

・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #1 外観
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #2 ピント問題その1
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #3 色と階調
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #4 ピント問題その2
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #5 黒刻印のボケ描写
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #6 個体差の森
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #7 AE=MM疑惑
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #8 ピント問題の追試
・Planar 50mmf1.4の初期玉神話は都市伝説か? #9 伝説に終止符を打つ

左:AEJ 右:MMJ
彩度の上がるトーンカーブでメリハリをつけているので、両者の差が明確になっている例。現像パラメーターは共通。
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Planar 50mm f1.4 AEJ MMJ 比較撮影 その2

CONTAX プラナー 50mm f1.4のAE/MM比較で、MMJにバルサムクモリのない完全版です。

前回の比較撮影
http://sstylery.blog.jp/archives/18385146.html


最初のカットがPlanar 50mm f1.4 AEJ、後のカットがPlanar 50mm f1.4 MMJですべて共通。

注記なければ絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近
Photoshop Camera RAWの現像設定はCamera Standard(DPPのスタンダード相当)
※f4の画像は絞り羽の形状/状態差で露出がばらつくので絞り優先AE、さらにRAW現像で明るさを揃えています。

絞りf4
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逆光ぎみになるとAEJは内面反射の影響により諧調の変化が起こり始めます。
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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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