こういう撮影が面倒で仕方がないというダメ機材Blog。きっちりお洒落に撮る方を尊敬します。

まずはタイトル代わりに刻印比較。実物を手にするとAEGの方がぎゅっと横幅を詰められていて印象が違います。あれっと思って他のレンズを確認しましたが、18mm F4、16mm F2.8フィッシュアイと、たまたま自分の保有しているAEGの刻印は、どれも微妙な差異があって統一感がありません。

左:Planar 85mm F1.4 AEG 右:Planar 85mm F1.4 MMJ
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撮影時に割り切りの必要なAEGのぎざぎざ絞り。左からF2 - F2.8 - F4。
F4でもやや角ばっていますが、この度合いは羽根位置のコンディションにもよると思います。一般的に、このレンズのぎざぎざ絞りが解消するのはF5.6付近。絞りユニットの軸が丸見えなのはAEタイプに共通する特徴。
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大きな違いとなる反射防止処理。
こうして見ると、内部の作りにも差があることが分かります。AEGの前玉側の広範囲な反射はコバ塗りがないため。後部の段差はPlanar 85mm F1.4の構造的弱点で、斜めからの直射光がここに当たると広域フレアが発生します。同じ箇所でもAEGの反射が微妙に強い原因はライティングの偏りではありません。

左:Planar 85mm F1.4 AEG 右:Planar 85mm F1.4 MMJ
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後部から内面反射を確認します。MMJを見るとよく分かりますが、最後部は両レンズ共通、その手前の差がコバ塗りの影響です。
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その他の差異としては、MMJはマウントの隙間からボールベアリングの並びが見えることで(※絞りの連動パーツ)持ち運び時にボールの動く小さな音がします。コストダウンが槍玉に挙げられるMMタイプとしてはAEタイプよりも豪華な仕様になっていますが、これはDistagon 35mm F1.4など一部のレンズだけです。