ZEISSレンズとかなんとか

*画像サンプル、その他与太話*

桜とかなんとか 山桜 一葉(八重桜)

Apo-Makro-Planar 120mm f4 Planar 85mm f1.4 MMJ+α 注記なければ絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はばらばら


Apo-Makro-Planar 120mm f4
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Planar 85mm f1.4 MMJ
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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #3 YASHICA/CONTAXとの比較 その1

CONTAX N Planar 85mm f1.4とPlanar 85mm MMJの撮り比べ その1なのですが………
やや面倒なことになりました。

前回の室内テストで両者はまるきり違うレンズということが判明しましたが、野外比較で設定を固定すると明るささえもまったく揃わずN Planarの特性を見極めるにはRAW現像の補正が必要なのです。となると、コーティングの改良による透過率の差か?と考えてしまいますが、両者をf2.8に絞り込むと明るさは綺麗に揃うので、その実体としてはN Planarの絞り開放のコントラストの高さが原因のようです。

とりあえず、実用に即した比較としては後処理で明るさを揃えたものを並べればいいだけですが、今回は希少なレンズということで先を急がず、まずは設定固定の素の写りを確認したいと思います。


最初のカットがCONTAX N Planar 85mm f1.4、後のカットがPlanar 85mm f1.4 MMJですべて共通。

すべて絞り開放 マニュアル撮影で設定固定、WBは5200k付近(日陰では多少調整あり)
Photoshop Camera RAWの現像設定はα7でEOSのスタンダードを模したプロファイル


同じf1.4、マルチコーティングでここまで明るさの差が出るのは珍しいです。撮影範囲の違いは実焦点距離の違いが原因。
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アダプター問題 オーバーインフとフローティングの組み合わせ その2 超広角とズームレンズ

マウントアダプターのオーバーインフとフローティングの相性を検証する第二弾。かなりややこしいことをしていますので、テストの詳しい内容については前回の記事を必ずご参照ください。

アダプター問題 オーバーインフとフローティングの組み合わせ その1
http://sstylery.blog.jp/archives/70177527.html



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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #2 ピントと色

N Planar 85mm f1.4で非常に気になるのが、デジタル時代を見据えたレンズ設計がメーカーによって言及されていたことです。特にYASHICA/CONTAXとは比較にならない鏡胴の肥大化や、がらりと変わったレンズ構成など、このレンズに寄せられる期待感は我々レンズマニアにとってかなり大きいと思われます。

しかし、そうは言っても、前回記事で判明したとおり前玉の口径は別段、旧型Planar 85mmと比較して大きいわけでもなく、デジタル一眼レフの一般化もまだ始まったばかりという時代背景に加えて、AF化というデメリットまでもが混在することにふと疑念が湧きます。冷静に考えてみても、現代の高画素時代の感覚で想像するデジタル対応と、当時の京セラが意図したそれとは、なんらかの隔たりがあってもおかしくありません。

そういった、ある意味イメージ先行のN Planar 85mm f1.4の描写性能を自分なりに明確にしてみようというのがこの連載記事の目的で、その最初が室内での計測的な撮影となります。


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CONTAX N Planar 85mm f1.4 #1 外観、機構などなど

タイトル見て目ん玉飛び出た人もいるでしょうが、あのCONTAX N Planar 85mm f1.4です。
なぜだか、今一瞬だけ手元にありますのでいつも以上に丁寧な分析を行ってみましょー! (=゚ω゚)ノ

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アダプター問題 オーバーインフとフローティングの組み合わせ その1

多少なりとも詳しい方なら、マウントアダプターのオーバーインフはインナーフォーカスやフローティングとの相性はどうなんだろう?と疑問に思うはずです。レンズ設計の意図としては、無限遠の基準位置がずれた状態のフローティング補正は論外、しかし果たしてそれはどの程度、画質劣化に影響するのか?

これを明らかにしてみようの第一弾。

ただ少し片手落ちなのは、インナーフォーカスのレンズを一本も持ってないんですよね。基本的にインナーフォーカスはレンズ駆動の軽さ(俊敏さ)を実現するためのものなので、そういった性質のAFレンズが今現在手持ちにありません。というわけで、今回はDistagon 35mm f1.4とApo-Makro-Planar 120mm f4のフローティング機構についての検証になります。続いての第二弾は、Distagon 18mm f4とVario-Sonnar 28-70mm f3.5-4.5といったより厳しい条件となるレンズを予定していますが、なんで記事を分けるのかというと、テストを思い立った時にこれらのレンズが思い浮かばなかったからです。ははは、二度手間じゃ。 ┐(´ー)┌



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Apo-Makro-Planar 120mm f4 詳細解説

えー、画像を被写体やシチュエーションで分けて二つの記事にする予定でしたが、整理整頓が面倒になったのでいっきに全部掲載します。それに合わせて、前回、前々回と書きまくったプレビューについての答えや運用面の話もがっつり書きますので、スマホの方は通信量(料)にご注意ください。

あのAPO仕様の中判マクロレンズ #1 レンズ構成が古めかしい……
http://sstylery.blog.jp/archives/69016024.html

あのAPO仕様の中判マクロレンズ #2 中判のMTFはどう読むの?
http://sstylery.blog.jp/archives/69059853.html

それでは過去最大規模のレンズ記事、存分にご覧あれ!



Apo-Makro-Planar 120mm f4 すべて絞り開放
Photoshop Camera RAWの現像設定はFaithful(EOSの忠実設定)から微調整、その他

ピクチャースタイル: 風景から彩度を抑えて調節。ほぼ等倍ですが非常にしっかりした結像を見せます。
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アダプターの二段重ねと内面反射

前回、書き切れなかったことの続きです。

マウントアダプター 理想の内面反射対策
http://sstylery.blog.jp/archives/69456482.html

ミラーレスのマウントアダプターは厚みがあるため一眼レフのミラーボックスに相当し、低価格の単純な物では明確な内面反射が起こる、それを防ぐにはどうしたらいいか?というのが前回の大まかな内容でしたが、もうひとつ、反射要因が増える理由にアダプターの二段重ねがあります。

なぜ二段重ねをするのか?というのは人によって様々な理由があるでしょうが、一般的にはEFマウントを間に挟み、多くのレンズ接続をEOS - NEXで賄う便利さがあると思います。例えば、NIKON AI - EOS、LEICA R - EOS、C/Y - EOSを揃えている方はEOS - NEXを買い足すだけですべてのレンズをEマウントに対応させることができます。
ただ、その際に不安要素となるのは、アダプターを二つ接続することでアダプター自身の遊びや個体差が二倍になることです。特に中華製品の場合、オーバーインフが掛け合わさって強オーバーインフとなることで距離指標が大きくズレ、フローティング機構に悪影響を与えるかもしれません。(※フローティングはレンズ内部の独立したエレメントの動きで周辺画質を補正するもので、無限遠がずれていると設計外の効果となります。)

とまあ、堅苦しく考えるとアダプターの二段重ねは良くないのですが、オールドレンズなんてほとんどが全体繰り出しの単純なMFなのでオーバーインフはどうでもいいですし、逆に自分はEOS - NEX ヘリコイドアダプターを使ってすべてのレンズで最短撮影距離を突破する便利撮影とかしてるんで、思いっきり二段重ねを常用しています。これは個人的な話。


んで。
アダプターの二段重ねは物によっては反射要因が増えるんじゃない?って話が今回のテーマ。


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マウントアダプター 理想の内面反射対策

最近、中国製アダプターに関して驚いたことがひとつあります。

適当に買ったこのEXAKTA - NEXアダプター、FOTOFOXという名前がついていますが同じ形の名無しも出回っているので単なるOEM製品に違いありません。ここまではよくある話。
ところが、これ…………
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反射防止塗装が………あ……あるっ………。
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なるほど狡猾な女狐ねっ!! もふもふした尻尾をふりふりしながら艶消し塗装をぬりぬりして村の男どもをたぶらかそうというのか!? あひーこりゃたまらん!!


………………


もとい。

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Eマウントのケラレ検証 その2 α7II

Eマウントに一眼レフ用のレンズを着けると蹴られるかも?問題の第二弾。

Eマウントのケラレ検証 その1
http://sstylery.blog.jp/archives/67324295.html

ただし、冷静に考えると初代α7がすでにぎりぎりのマウント径なのに、さらにそこから形状変更して蹴られる可能性を上げてしまうことは考えにくいです。Eマウントのあの狭さは、もともとSONYがNEXのフルサイズ化を考えていなかったことが理由ですが(※ITmediaの公式インタビューで明言しています)、いくらミラーレスといえどもさらにレンズ設計に影響が出るような改悪をするのかな?と。

二代目のα7IIではボディ内手ブレ補正も載っていることですし、さすがにマウント開口部の広さだけは死守しているだろうと、希望的観測で今回のテストは手抜きです。


はい、ようするにこの前置きで手抜きの言いわけがしたかったのです。(゚ε゚)


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その辺写真の機材ブログ。画像と記事は時々整理、日付も変更。

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*メインはCONTAXのZEISSレンズで、その他ROLLEI、HASSELBLADなど少々。レンズ構成ごとにページが分かれていて割と読み応えあり。ボディはなし。乱発され内容も薄かったこのシリーズの中で唯一面白かったZEISS本。


*おすすめ。文字の分量は少なめだが書いてあることは濃い。写真よし、記事よし、品よし。


*おすすめ。レンズ描写にテーマを絞っていて文章が読み応えあり。内容的には無難なレンズ本と濃厚なマニア本の中間あたりで、レンズの特徴はそれなりに出ています。いまいち売れなかったのは作例に面白味がないため。


*メーカーの公式本。たしか、MM時代のMTFデータとプロの作品とZEISS技術者のインタビューなど。メーカー発なので当たり障りのない内容、コレクター向け。定価4,000円くらいの豪華本だったので、それを目安に購入検討を。


*詳細なボディ解説で、たしかレンズはクローズアップされてなかったはず。あんまり記憶に残っていません。


*「季刊クラシックカメラ 10ツァイスTレンズの描写力、表現力」に解説を寄せているプロが書いているので兄弟本みたいな内容。平均以上の充実度ですが、割とあちこちに記事を書いている人なので内容が重複する印象あり。


*CONTAXレンズを数値評価でばっさり。当時のユーザーの情熱的な声とは対照的に、たいして褒められていないのが面白かったり。


*ネットの普及していない時代にこれだけ各レンズの特徴に深く言及した人はいませんでした。書いてあることはかなり的確ですが、撮影時の姿勢が拘りすぎで肩が凝るかも。なんせ、カラーメーターを使っているくらいなので。


*90年代クラカメブームの隠れた先駆者で、古今東西のレンズを一律で横並びに評価した記事は一部の人たちにじわじわと火をつけました。レンズの階調描写について水墨画の複写を例に出していたのは今にして思えばまさに的確。レンズ評そのものは淡泊なので、ネット時代に参考になるとしたら機材運用に対する現実的なものの見方でしょうか。


*特定ライターの主観を廃しカタログ的に物撮りされた機材を魅せていくこの内容は「コンタックスとツァイス・イコンの肖像」の編集方針にも似て品が良い。ただし、出てくるカメラの数が多いので個々の解説記事は薄め。巻末の黒川氏のモノクロ作例はオールドレンズの味わい方を見事に示しているようでおすすめ。


*Carl ZeissはPフィルターを嫌うようで、CONTAX時代もUVフィルターはマルチコーティング、Pフィルターはシングルコーティング=保護用だから撮影時には使うなよ(無言の圧力)みたいな感じでした。フィルターのT*にどこまで意味があるのかは分かりませんが拘る方はどこまでも突き進むべし!


*マルミ製リアキャップ。形は純正とは違います。今時はマウント変換後の他社用を使うのが常套でしょか。


*Planar 50mm f1.4はこの67mm金属フードに55-67ステップアップリングをかませると軽快かつほどほどの深さでベター。


*上記組み合わせの55-67ステップアップリング。


*中華アダプターやレンズフードの反射防止に。


*ここまでのクオリティがいるかはともかく、安心の国産アダプター。中国製を選ぶ方は確実な遠景撮影ができる代わりにミラー衝突の危険が高まることを承知の上で。宮元製作所の直販サイトの方が安いかも。



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